「日本山ぶどうワイン協会」設立総会が開かれ、7月に小坂町で正式に「日本山ぶどうワインコンクール」開催が決定
ヤマブドウ系品種で醸造した日本ワインの知名度向上を目指し、小坂町などの醸造所やブドウ生産者らが「日本山ぶどうワイン協会」を設立しました。
岩手県葛巻町で4日に設立総会が開かれ、ブランド化を図る事業として、
7月に小坂町でヤマブドウ系品種に特化した「日本ワインのコンクール」を開催することを決めました。
協会設立に向けては、ヤマブドウ系ワインの醸造所がある小坂町、葛巻町、岩手県野田村の町村長が発起人となり、準備を進めてきました。
設立総会には岩手、山形。福井、岡山などの約30団体が参加し、会長に葛巻町の第三セクター「岩手くずまきワイン」社長の鈴木重男町長が選れました。
2023年度事業の「日本山ぶどうワインコンクール」を主管する実行委員会も4日に設立され、実行委員長には開催地小坂町の細越町長が就きました。
コンクールは7月14~16日の3日間を予定、審査会と結果発表のほか芝居小屋・康楽館でフォーラムを開き、審査員による講演会などを計画しております。
全国から集うワイナリー関係者が情報交換することで、醸造技術の向上に繋げることも狙い、葛巻町の「くずまきワイナリー」や、小坂町の小坂七滝ワイナリーを巡る北東北ワイナリーツアーも実施致します。
新聞「秋田魁新報」紙面で「日本山ぶどうワイン協会」が紹介されました